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2023.07.26

弱酸性液剤の誕生秘話|より早くとより優しくのジレンマ

お客様の感動を追求するHBL流モノづくり哲学
〜弱酸性液剤の誕生秘話〜

2023年2月にリニューアルをした第2世代液剤(スタイリングクリーム/セッティングクリーム)。導入サロン様よりお褒めの言葉をいただくこともしばしばです。

HBLというブランドは、ご提供している「施術メソッド」の方が目立ってしまうのですが、自身のことを「最高のプロダクト開発を目指すモノづくり集団」でもある、と理解しています。あくまでも自社開発にこだわった、第2世代液剤が誕生した背景には、眉毛美容市場の開拓者としてモノづくりにかけた哲学があるのです。

まずは第2世代液剤の特徴をおさらい

「より早く、より優しく」をコンセプトとして開発された新しいHBL専用液剤。
これまでよりも多くのシーンで、お客様にハリウッドブロウリフトを通じて一歩踏み出す感動を味わっていただけるよう4つのポイントにこだわり抜きました。

<ポイント1>
着席型店舗でも施術可能な、より安全で垂れにくいテクスチャーへと改良

<ポイント2>
施術時間を最大30%削減!時短施術が可能に、同時施術がもっと楽に。

<ポイント3>
眉・肌ダメージを抑えるためにpH値を「酸性」に調整。原料も自然派成分に変更。

<ポイント4>
パッケージを、特定のジェンダーに限定されることのないデザインに刷新。

「眉毛専用」である独特の難しさ

そもそも眉毛には、その他の毛と比較していくつかの特徴があります。
例えばですが、
  1. 髪の毛と比べて毛量が少ない
  2. 液剤が、眉毛だけでなく地肌にも接着してしまう
  3. 体表面のなかでも皮膚が薄い顔面に位置する
  4. マスクや洋服などで隠せず、ダウンタイムが持てない

このような特徴がある「眉毛」に対して、頭髪用の液剤で軟化をしてみたり、体毛用の脱毛WAXを転用するとどうなるでしょうか?お客様の眉毛と肌に対するリスクは計り知れません。(HBLが眉毛専用となる商材を開発し、正規サロン様にはご使用をお願いしているのもこのためです。)

つまり目指すべきポイントが明確であっても、それを「眉毛専用」に開発するとなると、想像していたよりもはるかに高いハードルがあった訳です。

二律背反のコンセプト「より早く ⇄ より優しく」を融和
日本初、素肌に近い“弱酸性液剤”が誕生

特に困難を極めたのが、<ポイント2>施術時間を短縮することと、<ポイント3>眉・肌ダメージを抑えることを、両立させる点でした。

第2世代液剤は、多くのサロンで使いやすくするために眉毛の軟化スピードをあげることを目指しました。それには、液剤のアルカリ性を高めるという方法が定説です。ただし皆さんもご存知の通り、アルカリ性を強くすることは、肌・毛へのダメージを上げると言われています。
一方で、「液剤が皮膚の薄い顔面に塗布され、肌にも接着してしまう」ことを先にもお話ししました。これは、他の部位よりもダメージを受けやすい眉と地肌に対して「より優しい」アイテムに仕上げる必要があることを意味します。

そう、「より早く」と「より優しく」という特徴は、本来相容れない性質のものなのです。

この点を解決するため、複数名の科学者を開発にお招きしたり、数十種というサンプル施策を重ねることになります。もちろん時間と労力もかかります。
結果、テクスチャーを固めに保つために使用する「ミツロウ」の配合量を調整することで、pH値を弱酸性に保ちつつ、眉毛の癖をやわらかく・傷みにくく・スピーディーである、独自の調合にたどりつことができました。

「眉毛で泣けるほど感動する」ために、最高のプロダクトを

美しい眉毛は「毛流れ」がつくっている。

HBL(ハリウッドブロウリフト)が発信しつづける本質的な価値は、この一言に集約することができます。眉WAXといったアイブロウのデザイン技術だけではなく、より根本的な「眉癖改善」施術を推奨しているのも、「毛流れの美しさ」をなにより大切にするHBL独自のスタンスです。

その一方で、こうした「斬新なアイデア」だけでは、お客様が期待している以上の満足感を得られる訳ではないことを、HBLは知っています。確かな技術力・奥深いホスピタリティ、そこに加えて「最高のプロダクト(施術アイテム)」があってこそ、眉毛で泣けるほど感動する、唯一無二のアイブロウソリューションが成立します。

HBLが、モノづくりへの飽くなきこだわりを持ち、最高のプロダクトを目指す所以です。


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